航空宇宙会とは
航空宇宙会 とは
"航空宇宙会"は東京大学 航空学科、航空宇宙工学科/専攻に関連する卒業生・教職員の同窓会です。
会費について
航空宇宙会は年額1000円の『会費・通信費』で運営されています。
総会ご欠席の方は今年度分を連絡書類中の振り込み用紙にて、または下記の郵便振替口座番号へ直接送金下さるようお願い申し上げます。整理の都合上、郵便振替払込振込用紙の通信欄に封筒の整理番号又は卒業年月(名簿の索引に記載されています)、コース名をご記入下さい。
- 郵便振替
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【口座番号】00150-1-55763
【加入者名】航空会
なお、
卒業後55年以上経過された会員の方から『会費・通信費』を頂かないことになりました。一方、若い会員の方々には、進んで会費をご負担頂きたくお願い申し上げます。
学科/専攻の沿革
東京⼤学⼯学部における航空宇宙⼯学の発展は、その起源を1920年に設置された⼯科⼤学航空学科に遡ることができます(ライト兄弟による制御された有人動力飛行機の初⾶⾏は1903年です)。
本学科の設⽴は、阿河財造、河⽥三治、守屋富次郎の3名を第1期⽣として迎え、航空技術の教育及び研究の基盤を築きました。1945年から1954年までの期間、航空に関する研究・教育活動が停⽌された期間がありましたが、航空学科の精神は途絶えることなく引き継がれ、1954年に航空⼯学専修と原動機学専修の2コース制を導⼊して活動を再開しました。
⼈類の活躍の場が空から宇宙へと広がるにつれ、航空宇宙⼯学の分野も拡⼤していきました。1963年には宇宙⼯学専修を新設し、航空学科は航空及び宇宙⼯学の研究教育において、より広範な分野を網羅するようになりました。
1993年には⼤学院重点化の⼀環として、学科名称が航空学科から航空宇宙⼯学科となり、専修コースも航空宇宙システム学専修と航空宇宙推進学専修の2コース制へと移⾏しました。
これに伴い、1995年から教員は⼤学院⼯学系研究科航空宇宙⼯学専攻を本務とする体制になりました。
このように、東京⼤学⼯学部航空宇宙⼯学科は1920年の設⽴以来、航空及び宇宙⼯学の教育と研究において重要な役割を果たしてきました。この長い歴史の中で、学科から3,000名を超える卒業⽣を輩出し、国内外を問わず航空宇宙分野を含む様々な分野でリーダーシップを発揮しています。
航空宇宙工学専攻のロゴマーク
2004年11月に開催された"航空学科再開50周年記念行事"の一環として、本専攻ではロゴマークを制定することになり、デザインを公募しました。
学内外から応募された34作品について、専攻内教職員で構成する選考委員会で投票による選考を行った結果、本専攻の修士課程に在籍(当時)の石松拓人氏から寄せられた作品が最多得票で選定されました。
ロゴマークは、専攻ホームページのほか、専攻の封筒や便箋、学会発表のビューグラフなどにも広く用いられています。
- 意匠説明 : 石松さんの応募書類より
- 航空は風を切る流線的なイメージなので、空色で風や渦をデザインし、宇宙は無限に直線的なイメージなので、すっと伸びた宇宙空間をデザインしました。また、内燃機関の研究とも関連付けて、マーク全体で漢字の "火" に近い形にし、さらに本専攻の英名 "Aeronautics & Astronautics" の頭文字 "A" を模した形にもなっています。上記のマルチミーニングを持ち、最先端の分野に相応しいシャープなデザインになったと思います。